こんにちは!おさです。
今日は私がうつ病になって感じたことをご紹介。
私がうつ病になった経緯やどんな感じだったのかは過去記事でご紹介しているので、よければこちらをご覧ください。
ではいきましょう!
どんな人にも様々な背景がある

見えているのは一部でしかない
私はうつ病になって本当に今まで見てこなかった人をたくさん見てきました。
一見、物凄く元気そうな人が心療内科に通っていたり、物凄く仕事をできそうな人がハローワークで仕事を探していたり。その他にも、なんでこの人がここにいるんだろうとか、心療内科にはいつも人がいてこんなに悩んでいる人がいるんだとも思いました。
普段見ている景色は、本当に一部の情報で、見えているものは本当にごく一部なんだと思いました。
頑張りたくても頑張れない。
仕事に行きたくてもいけない。
生きたいのに生きられない。
そんな背景が人それぞれにあるんだと強く感じました。
そのことから私は表面上の情報や、一瞬で人のことを決めつけたりすることはやめようと思いました。
その人の背景に、何があるのかわからないのに、簡単に頑張れとか、言えないなと思いました。
だからこそ、相手のことをちゃんと理解しようとするように努めることが人付き合いで大切なことなのかなとも思っています。
全てを知るなんてことは不可能
相手のことを理解しようとしても、全てを理解できるわけもありませんし、それはそれで迷惑です。
だからこそ、人のことを知ろうとするその気持ちだけは大事にして、相手のことを必要以上に理解しようともしません。
相手の人がどんな背景があるのかわからない。だから相手のことを少しでいいから知った上で何か助言したり、言葉をかけたりしたいと思うようになりました。
それができれば、人を傷つけたり追い込んだりしなくて済むと思いました。
実際に、うつ病になって人から、頑張ってと言われることが少し辛い時期だってありました。
そんな時はとにかく、知ってもらうそれだけで安心しましたし、心が落ち着きました。
知るということは何においても非常に大切なことだと再認識しました。
当たり前は当たり前じゃない

当たり前は当たり前じゃない
私自身、うつ病になるなんて考えもしませんでした。
でも、入社してすぐにうつ病になり死にたくなったことさえもありました。
当然そんな姿を見て家族や親戚、友人も驚いてましたが、一番自分が驚きました。
まさか、自分が心のそこから死にたいと思う日が来るなんてと、受け入れ難い現実でしたし、うつ病と病院で宣告された時は、不思議な感覚で、信じれない感情でした。
どんなに元気でも、いつ体調が悪くなるかわからない。元気で楽しい普段通りの生活が普通ではないということでした。
今現在、元気な人で、死にたいと心から思ったことがある人は少ないと思います。でも世の中には生きたくても生きようと心が頑張れなかったり、死にたくなってしまう人だっているんだということを知って欲しいです。
知ることができれば、もし体調が優れない人がいてもかける言葉だって変わってくると思います。
みなさんが思っている当たり前は当たり前じゃないこともある。ということを知りましょう。
普通のことができなかった過去
私は、普通のことがうつ病になってできなくなりました。
朝、電車に乗って出勤すること。その以前に、朝起きてベットから立ち上がること。
一見簡単で誰でもできそうなことと思うかもしれませんが、これもできないのが過去の自分でした。
当時はその現実を受け入れたくないとプライドが邪魔して、なかなかその問題を受け入れようとできていませんでしたが、今思うとかなりひどかったと思います。
普通ならそれぐらいできる。できて当然。そんな感覚で、部下や友人と関わり、価値観などを押し付けたりしていないですか?
人間わがままで、どうしても自分中心に世界が回っていると思ってしまいがちですが、他の人からすると違います。
あなたにとっての普通は、他人にとって普通ではない。
それを少しでも知ることができれば、会社の中での関わり方や話し方が少し変わると思います。
また、会社に限らず家庭でも同じで、自分ができて当然だと思うことも家族はできないことだってあると知ることができれば関わり方だって少し変わるはずです。
自分にとっての普通が他の人にとって普通ではない。このことを知ることは人と関わり生きていく上で非常に重要な考え方だと思います。
まとめ
今日は私がうつ病になって感じた、どんな人にだって様々な背景があって、自分にとっての当たり前は当たり前じゃないということを記事にさせていただきました。
今できることは、生きていることに感謝し、人と接する時は表面上の情報だけで判断したりせずにちゃんと知ろうとしてあげる。
それが非常に大切なことだというまとめです。
今日は以上です。では!