植え替えの際の土を探している人「春が近づき園芸シーズンが来て、アガベやパキポディウムといった品種の植物の植え替えをしようとしているけど、実際どんな土がいいのかな。ネットでは自分で配合するのがおすすめと書いているけど、市販で購入できるおすすめの土はないのだろうか。詳しい人に聞いてみたい」
本記事ではこういった疑問を解消します。
- 自分で配合せずに市販のものでも大丈夫なのか
- 実際におすすめの土はどれなのか
- 植え替えの際の注意点
環境に合わせた土づくりが最適な理由と土選びのポイント
塊根植物の土選びのポイント
- 排水性に優れていること
- 土が崩れない硬質であること
まず大前提として、アガベやパキポなどの塊根植物の多くは、乾燥した地域に生息をしています。
なので、出来るだけ土も保水性が良いものより、排水性が良い通気性の良い土を使用する必要があります。
また、土は水やりなどをしていくうちに崩れて、細かくなりそれが根腐れのリスクになり得るので出来るだけ土も硬質で崩れづらいものを選びます。
栽培環境に合わせた土づくりが最適な理由
前述したように、塊根植物の土選びのポイントは排水性が優れていて、土が硬質であること。その条件さえ満たせばなんでもいいのかと言われればそうではありません。
人それぞれ栽培環境が違い、夏場には水やりをすると直射日光も入り、風通しも良いのですぐに土が乾いてしまう。
日照時間も少なく、風通しもものすごくいいわけではない。人それぞれ栽培環境が違います。
なので人それぞれ使う土も違うのが当然です。一概に、この土を使えば絶対に大丈夫というわけではありませんし、植物も生き物なので不明な点というのはどうしても多くなります。
結論、栽培環境の合わせた土というのを、自ら試行錯誤しながら土の配合を変えていくことが一番最適だということになります。
しかし、そんなのわからないし、配合したりするのは家のスペース的にも厳しいなど様々な声があるのもわかります。なので、そのような人たちのために、インターネットなどで販売されているおすすめの用土を紹介していこうと思います。
塊根植物などのおすすめの用土3選
商品名 | 1リットルあたりの金額 | オススメ度 |
プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土 | 約120円 | ⭐️⭐️⭐️ |
GREAT MIX CULTURE SOIL | 約650円 | ⭐️⭐️⭐️⭐️ |
ベストソイルミックス | 約800円〜900円 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ |
プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土
こちらの商品はホームセンターなどでも取り扱いのある商品で気軽に購入しやすいです。
室内向けということで、外ほどの通気性がなくても、土の中が蒸れないように、通気性の良い土を多く使用しているので塊根植物やさぼてんなどのおすすめの用土になります。
しかし、あまり硬質ではなく崩れるなどのレビューもあり、そこには注意が必要です。また、微塵も多いので使う際は微塵抜きをしっかりと行いましょう。
にしても、この価格でこの品質なので、素晴らしい商品です。
GREAT MIX CULTURE SOIL
楽天で「塊根植物 土」と検索するとこの土がたくさん出てきます。
しっかりとした硬質の土を使用し、配合なども考えられているので何も文句の付け所もありません。
高価な株を購入して絶対に枯らしたくないという方はこちらの商品はおすすめです。
ベストソイルミックス
SNSなどでもこの土を使用したりしているのは結構多い印象で、かなり支持されている感があります。
微塵もかなり少なく、配合などもかなり考えられている商品で、正直本当に枯らしたくない株には1つ購入して使うのはかなりありだと思います。
値段が張るので普段使いというより特別な株の管理に使用するのが良いでしょう。
これらの商品はどれらも素晴らしい商品ですが、移動してくる際に、少し土が崩れてしまったりするので、必ず微塵向きを行うようにしましょう。
また、植え替え後は植物によりますが、たっぷりと水をやり鉢の底から綺麗な水が出るまで水を上げましょう。