うつ病を経験し、無職になったからわかる【敗者なんていない】という考え方

こんにちは!おさです。

自身の経験から皆さんに役に立つ情報を発信しています。

今日は、ドラマをみてふと感じたことをお話ししていきたいと思ってます。

それは「敗者なんていない」という考え方です。

ではいきましょう。

目次

うつ病になって無職を経験して感じた敗北感

うつ病になり感じた、孤独と劣等感

私は大学卒業後、地方銀行に入社し、わずか2ヶ月でうつ病になりました。

その後、治療し、回復し復職を試みるも失敗。そんなこともあり一年後に無職となりました。

そこで私が感じたのは、社会に置き去りにされた敗北感でした。

自分がイメージしていたのは、入社して元気に働き、楽しんでいる自分。輝いている自分でした。

同期のみんなが日々働いて頑張っているのに自分は月曜日になってもベッドの上。

友人が働いて、みんな楽しそうにSNSをあげている中、自分は実家暮らし。

そんな自分を、いろんな人と勝手に比較し、敗北感を感じていました。

そして、うつ病ということは友人などにも言えずに、会うのは親戚や家族、彼女だけでした。自分がうつ病だということを誰かに話す勇気が当時の自分にはありませんでした。

そこで余計に、社会から省かれている気がして孤独感を感じ、時には辛くなり、嫌になって自分を責めたことは何度もあります。

そんな悪循環から私はなかなか向け出せないでいました。

孤独と劣等感の連続で嫌になり、当時の自分は敗者だと強く感じていました

うつ病になって無職になっていることは負けなのか

そんな病んでいた自分は、家族の支えや、彼女の支えで少しずつ体調を回復し、うつ病で無職になった自分の人生は、「本当に負けなのか」「自分は別に負けていない」「そもそも他人と比べる必要なんてあるのか?」と考えるようになりました。

幼少期からサッカーをしてきた私は、とにかく負けず嫌いで些細なことでも、誰にも負けたくないという性格でした。それはサッカーでは良かったかもしれませんが、社会に出て、その負けず嫌いな性格が自分の首を絞めていたことに気が付きました。

そんな時、2歳年上の兄と話をしていた時、自分は「小さい時から兄には負けたくなくて必死に頑張っていた」と話すと、兄は「お前のことライバルだとか思ったことないし、勝手にそっちがライバル視していただけだよ」と笑いながら言われ、なんだか馬鹿馬鹿しくなってきました。

そこで母や彼女からも、他人と比べる必要なんてないんだと言われ、勝手に人と比較し、頑張って自分のことを苦しめていたことが、うつになった原因なのかもしれないなと思えるようになりました。

自分の人生は誰のものでもなく、自分のもの、他人と比べる必要なんてないんだと感じました

敗者は存在しないという考え方

スポーツで負けないで終われるのは1チームだけ

私はサッカーを幼少期から大学までずっと続けてきました。そこで何度も負け、何度も勝ってきました。

勝負の世界では、勝ち負けがはっきりとします。

でも、負けたのに、どこか達成感に満ち溢れたチーム。勝ったのに素直に喜べないチーム。様々なチームを目で見て体験してきました。

私も、試合には負けたけど、良かったと思えたことがありました。

高校サッカーの全国大会で私はサブでしたが、大会直前に同じポジションだった先輩が大怪我で欠場することになり、私が出場することになりました。

その先輩とは、地元も同じで仲良くしてくれてお世話になっていた人で、試合に出ることが素直に喜べない私もいました。

そんな中で出場した試合はPK戦の末に負けてしまいました。ロッカールームではみんな泣いて悔しがりました。当然自分も泣きました。先輩の期待に応えられなかったことが悔しかったからです。

でも、そんな時に先輩は私に「ありがとう良かった」と泣きながら言ってくれたことは今でも覚えていて本当に嬉しかった思い出があります。

試合には負けましたが、自分にとって勝った試合よりも嬉しかった。勝った気がした試合でした。

大事なのは結果ではなく、その過程でどうだったのか。自分でどう捉えるのか。ということなんだと思います。

鬱になって本当に考え抜いた私の考える負け

兄にライバル視したことはないと言われた話、サッカーで負けたのに負けた気がしなかった経験。私は過去の経験から考えに考えまくり、今の自分が出した結論があります。

勝ち負けを決めるのは自分。負けを勝ちにするのも自分。勝ちを負けにするのも自分だということです。

スポーツなどで見に見える結果が出ることも当然あります。でもそれはあくまで、試合の結果なのだけでなって自分との試合の結果ではないということです。

負けてもその試合からたくさんのことを学び、成長を感じたのであれば、勝ちなのかもしれませんし、試合に勝っても満足のいくプレーができなかったら負けなのかもしれません。

全ては自分が判断するということ。

うつ病になり、無職で、お金もない自分は他人から見ると、負けなのかもしれません。そう思われることは仕方ありません。

でも、うつ病を発症し、無職になって私は本当に人として多くの経験をし、成長できた気がしているので決して負けたとは思っていません。

このうつ病になった経験を、勝ちにするのも負けにするのも自分次第です。

これが私の出した答えです。これからはどんな困難にぶつかっても、逃げないで戦えば、その時は負けるかもしれませんがいつかは勝ちにできる。そう信じて生きていきたいと思います。

生きることが辛い人へのメッセージ

私はうつ病になり、人生終わったとまで落ち込みました。時には死のうとも思いました。他人からすると今の私は無職で元気もそれと言ってあるわけではないので、負け組なのかもしれません。

でも、勝ち負けを決めるのは必ず自分自身です。

勝ち負けを決めるのは自分。負けを勝ちにするのも自分。勝ちを負けにするのも自分

もし、今が辛くて負けていたとしても、人生という長い試合の中でそこから逆転すればいいだけの話です。

一生懸命に戦っていれば必ずチャンスは巡ってきます。私はそう信じています。そのチャンスを逃さないように日々一生懸命に生きることが勝つことにつながるはずです。

だからこそ、今をとにかく必死に生きていきましょう。私はそうやって生きていきます。

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