大学卒業後入社2ヶ月でうつ病になった話【生きているだけで幸せ】

こんにちは!おさです。

今日は私が、新卒入社して2ヶ月でうつ病になった話しながら、そこで何を感じたのか。実際にどんな感情だったのかを解説し、今辛い人へのアドバイスをしていきたいと思います。

ではいきましょう。

私の過去と入社後の話

大学卒業後金融機関に入社

4年生の大学を卒業し私は、地方銀行に就職しました。もともとお金のことには興味があって、金融機関に引かれた部分もあって就活しました。

でも実際は、銀行に就職すると言うと周囲からも

「安定だね」「すごいね」

褒められることが多くそんな自分に酔っていた部分は当時は少しあった気がします。

そんなこんなで私は金融系の資格も入社前に取得し、気合十分で入社しました。

しかし、就職してからはコロナの影響で入社式の中止新入社員の研修もなし。いきなり支店配属になりました。

そこでは研修用のテキストやビデオを見て勉強する形が一週間ほど続きました。

その後は窓口の後方で先輩の指示に従いながら簡単な事務処理をこなしていきました。

ここまでは良かったものの徐々に覚えることが増え、去年のゴールデンウィーク明けには夜は寝付けず、早朝には緊張なのか、早朝に起きてしまい毎日が睡眠不足で、仕事が終わり帰宅中にはよくわからずに、涙がこぼれ出すこともありました。

通勤中には「事故にでもあってしまいたい」「死にたい」と思うほどでした。

冗談で死にたいと口にしたことはありましたが、本気で思っていたのは初めてで、今思い出すだけでも少し怖いです。

コロナで外出自粛

そこで追い討ちをかけたのはコロナでの自粛でした。辛くて誰かに助けて欲しいけど家に引きこもるしかない状態でした。その自粛を着実に守るのも自分らしいと今では感心しています。

仕事以外は全く外出しない私は、徐々に病んでいき仕事に行く気力と勇気がなくなりました

友人や家族と一緒に、たわいもない会話をしながら、ご飯を食べたりすることが実際は本当に大切なことなんだと感じました。

助けての一言をもっと発信できていれば大丈夫だったのかもしれないと、思いますが強がりで人に頼ることが苦手な自分はそんなことは言えずに自分の中にストレスを溜め込みました。

不眠との戦い

そして寝ても寝ても寝足りない。朝起きて仕事にいかなければいけないのに起きれない。

夜中に一人取り残されれているような感覚は今でも忘れません。

睡眠って本当に大切なんだと痛感しました。

私は遅刻したり、休んだりすることは病気では無い限りしない人間でした。

でもそんな自分が朝起きれない。もう無理だと感じたのは自分でも辛い瞬間だったのを覚えています。

止まらない涙と劣等感

自分自身、遅刻や欠勤を病気でもないのにする人の意味がわからない。

頑張らない人の意味がわからない。

と思うほどで精神を病むことなんて死ぬまで自分にとっては無縁だと思っていました。

でも実際、入社して1ヶ月半で自分の心は壊れて完全に病んでいました

そして、5月下旬に休職をしました。とてもじゃないけど仕事に行ける気がしなく、これ以上続けるといろんな人に迷惑かけるのではないかと思ったほどです。

そして、親や彼女に勧められて心療内科を受診。

結果はうつ病でした。

心の中ではこの結果がわかっていたつもりでした。でも診断書に「うつ病」という文字が実際に書いてあるとなんだか涙が止まりませんでした。

自分には絶対にないことだと思っていたし、自分の周りの人も自分のことを知っている人だったら嘘なんじゃないかと疑われるような性格です。

そんな私でさえも、心が病んでしまいました。

だから、一人でも多くの人が心の健康は当たり前ではないし、いつ自分が心の病気になるのかわからないので自分を大切にして欲しいと心から伝えたいです。

心は自分が思っている以上に弱いものです。

今回はそんな背景もあり、仕事にも徐々に慣れて、辛くなってきた人に向けての言葉です。

辞めたい人に向けての言葉

逃げたって良い

そんな私が少しアドバイスできるとしたら、無理しなくたって大丈夫ということです。

人生100年時代まだまだやり直しが効きます。だから本当に無理なのであれば逃げたって全然構わないと思います。

そして実際に仕事を辞めて無職である状態の人なんて山ほどいます。

自分の心を削って働く理由なんてありません。一度傷を負った心は予想以上に回復してくれません。

膝をすりむいて、一週間もしたら直っている。そんな簡単な話ではありません。だからこそ大切に自分と向き合って欲しいです。

心の調子が悪くて休んだりすることを、「甘え」「昔はそれが当然だった」という人ももしかしたらいるのかもしれませんが、全くそんなことはありません。

今も療養中で薬を飲んでいる私は、明らかに甘えではなく病気だと思います。というか病気です。

とにかく近くにいる人や友人信頼できる上司に相談してみることをお勧めします。人に吐き出すことでストレスは大いに軽減されます。

「助けて」をなかなか言い出せなかった私が過去に戻れるならもっと早い段階でいろんな人に「助けて」と声をかけるでしょう。

だからもし一人で抱え込んで辛いのであれば、すぐに誰かに吐き出しましょう。

きっと助けてくれる人がいるはずです。

生きているだけで良い

「生きているだけで良い」これは自分の大切な彼女が欠けてくれた言葉です。

生きているだけで誰かが必要としてくれる。そんなことが嬉しくて仕方ありませんでした。

生きているだけでどこかで誰かの役に立っているんです。それがもし今見つからなくても今後そんな人に必ず出会うはずです。自ら死んで良い人なんていないのです。

生きていれば辛いこと嫌なことはたくさんあります。でも幸せなこと、楽しいこともその分あるはずです。今がその辛い時期なだけであって大丈夫です。

いつかは良いことあるさ。そんな精神でいる方が楽なのかもしれませんね。

「一番苦労した人が一番幸せになる権利を持つ」

これは私が好きなアーティストのDef TechのマイクロさんがYouTubeで言っていました。

本当にこの言葉の通りだと思います。

今辛くて苦労してる人はいつか幸せになれるはずです。

私はこの言葉を信じて、これから苦労してもどんな嫌なことがあっても例え逃げ出したとしても、そのさきにその分の幸せがあると信じて生きていこうと思います

だからこれを読んでくれている人もいつか良いことがあると信じて生きましょうね。

最後に

明日からの仕事がどうしても行きたくなくて行けない人。

もうひと頑張りしてみたい人。

今まで通り仕事に行く人。

皆さんにとって心にくると思う歌を最後に紹介させてください。

今の新卒の人には聞いたことが無いかもしれませんが良ければ聞いて明日からまたファイト!

中島みゆき ファイト!

で検索してみてください。では

1 COMMENT

川村

このような記事を書いていただき本当にありがとうございます。あなたのおかげでとても勇気づけられました。自分自身の心を大切に生きていきます。本当にありがとうございます。

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