アガベの実生をしたい人「アガベの実生に挑戦したいけど、どうやってやればいいのかわからないし、実際アガベを実生で育てている人はどれぐらいの成長スピードなのか知りたい。
本記事ではこういった疑問を解消します。
本記事を書く私は、アガベとパキポの実生を中心に、植物を栽培しています。この記事を書いている今日までに播種した種子の数は、1,000を超えました。
その中で、全く発芽しなかった経験や、ほとんど発芽した経験などたくさんの経験があるので、その経験をもとにアガベの実生のアドバイスが可能になります。
本記事で紹介するアガベマクロアカンサの播種日は、2022年5月5日です。
マクロアカンサ実生の育て方とコツ
播種
本記事で紹介するマクロアカンサを播種したのは2022年5月5日。
種子はseed stockというところで購入しました。発芽率を上げるために一番重要なことは、種子の鮮度が出来るだけ良いこと。
そのためには信頼のできるサイトから購入することをオススメします。
seed stockは多くの販売実績もあり、私の信頼してよく利用しています。まだ実生に挑戦したことのない方には非常におすすめのサイトです。
今回使用した用土は、赤玉土1:バーミキュライト1の配合で播種を行いました。
今回はこの配合ですが、おすすめはひゅうが土や軽石なども含まれた水捌けの良い土でバーミキュライトは使わない方がオススメです。
細かな配合などはこの記事で解説しています。
【アガベ実生の土はこれ】初心者でもわかるアガベ実生の土は何がいいのか。発芽発根
発芽発根を確認したのは播種してから3日から1週間ほどです。
ほとんどアガベは1週間ほどで発芽する印象。1週間以内に発芽しない種子は、その後発芽してもなかなかスムーズに成長しない傾向があります。
私が、多くのアガベの種子を播種して気づいた発芽のコツは温度です。
温度を上げるとカビたりしてしまう植物の種子も多いですが、アガベの種子はカビたり腐ったりすることがほとんどありません。
なのでしっかりと加温して発芽のスイッチをしっかりと入れてあげる方がスムーズに発芽します。
そのために、私はこのヒートマットを使用して播種後は管理を行っています。
発芽後約3ヶ月
発芽後約3ヶ月の様子がこちら。
発芽した3つの株は元気に成長しています。
管理方法はまだ腰水管理で、光はヘリオスグリーンLEDを使用して徒長しないように成長を促進しています。
特に目立ったことはなく順調に成長しているのであと数ヶ月で腰水を切って、植え替える予定です。