【塊根植物実生】植え替えのタイミングは遅い方が良い? 失敗例あり

こんにちは!おさです。

私は、趣味である植物育成やアウトドアについて発信をしています。

その中でも今日は植物育成の話。

塊根植物を実生で育てている人は、最初の植え替えに困ったりしないでしょうか。

私は、最初の植え替えのタイミングはかなり迷いました。

なのでそのような人向けに、今日はアドバイスになるように発信していこうと思います。

塊根植物実生の植え替え失敗例

虫により思わぬ形での植え替え

私は、実生から育てていた株を全て同じ場所で管理していましたが、発芽発根から2ヶ月ほどで、土に虫が湧いてきて、植物の調子が悪かったので、仕方なく早めに植え替えを行いました。

【パキポディウムデンシフローラム栽培記録】パキポディウムデンシフローラム実生の育て方とコツ徹底解説

調子が良ければ、半年、もしくわそれ以上植え替えはなく管理する予定でしたが、パキポやアガベなど全て植え替えしました。

子株は植え替えのストレスに耐えられない

実際に発芽発根から数ヶ月の株は、個体差があり元気な株は良いサイズもありますが、小さい株もあるのも事実です。

実際に植え替えて約1ヶ月が経過しましたが、植え替えのストレスに耐えられず、小さな株を中心に腐ってしまったのでその様子を紹介します。

これはパキポディウムデンシフローラムです。

最初から元気で大きかった株は植え替え後も元気よく成長しているのに対し、元から成長が遅かった株は左のように腐ってしまいました

このような株がいくつかあります。

次に、アガベチタノタブルーです。

最初からある程度大きかった株は、植え替えのストレスに耐えて刺々しさも出てきて一気に成長しているイメージです。

塊根植物実生の植え替えタイミング

実際に、早期に植え替えをしてわかったことから実生株の植え替えタイミングについて、私なりの結論は以下のようになります。

  • 発芽発根から2~3ヶ月経過している株
  • 成長してある程度の大きさになっているもの
  • 鉢から根が出てきているもの

それぞれ解説していきましょう。

発芽発根から2~3ヶ月経過している株

2〜3ヶ月で成長していた株は植え替えをしても、全然元気に成長してくれました。

なので、発芽発根がうまくいき順調に育っているのであれば、2〜3ヶ月で植え替えをしても大丈夫だと思います。

しかし、発芽発根がうまくいかずに遅くなってしまっている株は植え替えのストレスに耐えられないので注意する必要があります。

成長してある程度の大きさになっているもの

期間も重要ですが、株の大きさが重要だと感じました。

表現が難しいですが、1株でしっかりと立つことができて自立しているものは期間が短くても大丈夫です。

株の様子と、成長具合と相談して決めましょう。

鉢から根が出てきているもの

鉢から根が出てきているような株は、早期に植え替えをしても腐ることはありませんでした。

なので、どのタイミングで植え替えすれば良いのかわからなくて迷っている方は、鉢から根が出るぐらいまで、植え替えを遅らせるのも1つの手段だと思います。

まとめ

今回、塊根植物実生を早期に植え替えをしましたが、そこで私が感じたことは以下のようになります。

  • 小さい株は植え替えのストレスに弱い
  • できるだけ成長してからの植え替えが最適

小さい株は植え替えのストレスに耐えられないです。

できるだけ最初の播種した鉢での管理期間が長く、大きくなってからの植え替えの方がリスクは少ないと感じました。

なので、実生用に用土を作るのではなく、普通の株を管理する用土に、細かい赤玉土などを表面に置いて、なるべく長期間播種した際の土で管理するのがベストだと感じました。

塊根植物実生の植え替えタイミングに迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

インスタでも有益な情報を発信しているのでぜひ覗いてみてください。

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