【必見】初心者でも簡単にパキポディウムを発芽できるコツ。発芽実績多数あります

パキポ実生初心者「パキポディウムグラキリスなど人気の植物が欲しいけど高くて中々買えないから、実生をやってみることにしたけれど、どうやってやればいいのかわからない。何かコツとかポイントなどを詳しい人に聞いてみたい」

本記事ではこういった疑問を解消します。

本記事の信憑性

本記事を紹介する私はというと、塊根植物にハマり、現地球と言われる大きな株は高くて購入できないことから実生に目をつけ今では、種子から育てることの面白さに気づいて何千粒と播種してきました。

実際に主にパキポディウムの実生がメインなので、どうしたら発芽しないのか、発芽の時に重要なのはなんなのか詳しく解説します。

本記事の主な内容

  • 発芽の際に注意するべき3点
  • 初心者でも決して難しいことではないということ
  • 発芽成功の鍵はただ1つ

それでは実際に解説していきます。

発芽時に注意するべきこと3点

発芽の際に正直これだけしておけば大丈夫だというポイントがあります。それが以下の3つです。

  • 温度を25度〜30度にすること
  • 湿度を上げて発芽を促すこと
  • カビ対策を徹底すること

温度について

発芽において温度は重要です。一般的にパキポの発芽には20度〜30度ぐらいが最適だと言われています。

温度が低すぎても中々発芽してくれませんし、逆に加温しすぎても、種子がブヨブヨになってしまう印象です。個人的には25度〜30度の間が一番カビたりすることもなくしっかりと発芽してくれる印象です。

25度〜30度ぐらいが確保できる春に播種するのがおすすめで、発芽した後も暖かい時期なので冬までにしっかりと太ってくれます。

でも、冬でも撒きたい人や、寒さで中々温度を確保できない人には以下の商品がおすすめで、ヒートマットで鉢内をしっかりと温めてくれるので寒い時期でも発芽を促進してくれるため、私も時期によっては使用しています。

湿度について

湿度は比較的高い方が発芽しやすいです。種子が乾燥していると新鮮な種子であれば発芽するかもしれませんが、湿度がある程度ある方が発芽はします。

だからと言って空気が循環しない湿った環境に種子をずっと置いておくと、種子がカビてしまうので、湿度は高すぎず低すぎない良い塩梅で管理しましょう。

私は、蓋のできる容器で腰水管理をしますが、日中は蓋を開け、夜は蓋をするというふうにしています。

カビ対策について

パキポディウムの実生において1番の敵はカビです。

種子から白の糸のような胞子状のカビが出てきて、そのような株はほとんど発芽しないです。なのでどれだけカビさせずに管理できるかが鍵になります。

では実際にどのようなカビ対策をすればいいのかを解説します。

  • 土を熱湯で殺菌すること
  • 容器やピンセットを熱湯で殺菌すること
  • 種子を薬剤で殺菌すること
  • 種子を手で触らないこと

私が実際にやってみて効果があったと感じたものが以上になります。

土や容器などを手でベタベタ触っているとそれが雑菌でなりカビの原因になります。なので出来るだけ清潔にしてから播種することをおすすめします。

種子に関して言えば、ベンレートという薬剤を水に溶かしたものに、つけることで殺菌効果があるのでおすすめです。というよりかこれは絶対にした方が良いです。

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後は種子を清潔に保つためにも素手で触ったりするのは厳禁です。

私は実生を始めた当初手でベタベタ触って播種をしたらかなりの数がカビてしまった経験があるので皆さんは注意してください。

初心者のあなたでも出来ます

難しいことは正直あまりないですし、初心者の方でも比較的簡単に発芽させることは可能だと思うので、まだ挑戦したことがない人は是非挑戦してみてください。

その際に、ベンレートや育苗マットなどがあると良いので、しっかりと準備することを推奨します。

発芽率を決めるただ一つの鍵

上記で紹介したことを守りさえすれば発芽自体は決して難しいことではないはずです。

しかし、何粒も播種してきた私でも発芽できない時があります。

それは、種子の鮮度が悪い時です。発芽を決める鍵は種子の新鮮さです。これは断言できます。

正直種子の鮮度がよければ、温度や湿度もそこまで関係なく発芽はします。それぐらい種子の鮮度は重要です。

だからこそ初心者の方はヤフオクやメルカリなどではなく専門のお店から購入することを推奨します。

おすすめの種子購入サイト

私がよく利用し、品揃えも多いのが以下の2つです。

発芽実績も多数で、人気品種の種子も入荷するので非常に良いお店です。

Seed stock

一番おすすめの店舗がこちらです。

なぜおすすめなのかというと、まず発芽率が良いということ。これが一番です。発芽実績も多数あり、SNSでもこのお店から購入し、実生をしている人がたくさんいます。

また、近年のパキポやアガベの人気に伴い種子も高騰していますが、このサイトは比較的に安価で購入できます。

でも、グラキリスなど人気の品種は高いですし、すぐに売り切れてしまったりするので随時確認したり、Twitterをフォローし入荷情報をチェックするのがおすすめです。以下のように入荷情報が出ます。

フリマやオークションで買う場合

上記で紹介したサイトがおすすめですが、人気の品種などは売り切れていたりする時が多々あります。

そのような時にフリマやオークションを、利用せざるを得ないと思いますがその際の注意点も解説します。

種子の入荷日を確認する

商品説明欄を確認し、いつどこから入荷したのかを確認するようにしましょう。

たまに人気の品種の種子が格安で販売されていたりする時があります。そのような種子は鮮度が落ちた入荷日から期間が経ったものが多く発芽率がかなり低い場合があるためオススメできません。

なので出来るだけ新鮮なものを選びましょう。

評価をみて信頼できる人なのか判断する

各サイトでそのサイトの評価などが記載しているので、そこに種子の新鮮さがなくて全然はつがしなかったなどと表記が多い人からは買わない。

反対に、しっかりと発芽実績が多く信頼されている人から購入しましょう。

しかし、評価だけでは、中々判断できないのが難しいポイントです。

2 COMMENTS

あお

はじめまして。
この度始めてパキポの実生に挑戦しようとしており、ブログを拝読いたしました。取り急ぎ、100均の蓋つきの入れ物で簡易的な育苗器を用意するつもりです。
種子が手に入ったのが2月とまだまだ寒い時期ですので、すぐに播種するのであれば育苗ヒーターが必要かと思い調べているのですが、サーモスタッドを購入するかどうか悩んでおります。
こちらでもおすすめされているヒーターは、室内が暖房などで暖かい場合、種子に影響が出るほどの高温になってしまったりするのでしょうか?
また、播種にふさわしい季節になるまでは冷蔵庫で保管するという情報もよく目にしますが、どのようにお考えですか?
お返事いただけますと幸いです。

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おさ

コメントいただきありがとうございます。返信遅れて申し訳ございません。
私個人の感想ですが、2月でも播種して良いと考えています。
というのも、種子の発芽率は鮮度にかなり影響があると考えていて、冷蔵庫で一定期間保存したりすると発芽率が悪い傾向があるからです。
ヒーターで暑くなりすぎるということは私が使っている状況ではあまりないです。また30度程度であれば温度が上がり過ぎても特段問題ありません。
蓋ありであれば出来るだけ殺菌するなど、カビ対策には十分に注意してください。
うまく発芽し元気に成長することを願っています。
返信遅れて申し訳ございませんでした。

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