センナメリディオナリスの実生をしようと思っている人・なかなか発芽せずに困ってる人「センナの実生をしようと思って種子を買ったけど発芽できるか心配。実際に播種したけどなかなか発芽しなくて困っている。実際にセンナの実生をした人の意見が聞いてみたい」
本記事ではこのような疑問を解消します。
本記事を紹介する私は、数年前からパキポやアガベの実生を中心に何千粒も播種してきました。その中でセンナメリディオナリスの実生にも挑戦し、播種したセンナの発芽率は80〜90%でした。この経験からどうすれば発芽率が上がるのかを解説できます。
センナメリディオナリスの発芽率を上げる方法とは
センナの発芽の難易度と実際に播種した発芽率
センナの実生は育てやすく、人気の品種です。発芽の難易度自体もそこまで高くはありません。鮮度が良い種子であれば発芽は簡単な方だと思います。
ですが、ネットやSNSなどをみてもなかなか発芽しなくて困っている人もいるようです。
私は、ネットで購入した種子を33粒播種しました。発芽したのはそのうちの28粒。種子が元々中身がなさそうな軽いものもあったのでしっかりとした種子はほとんど発芽しました。
発芽率を上げるには種子を少し削る
この方法は、パキポディウムバロニーなど発芽しづらい株にやると効果的との情報を見つけ、センナでも同様にやってみました。
センナの種子は硬く、なかなか種子の中まで水分が浸透せずに、発芽が遅れる場合があるようです。なので種子の外側を少し傷つけて発芽を促すことで発芽率を上げることが可能になるのだと思います。
センナが発芽するのは種子の尖っている方からなので、その尖っている方を少し削ります。
下の画像の丸く囲ってある部分を数ミリ傷つけるぐらいの感覚です。傷のつけすぎはあまり良くないとは思います。
ちょっとわかりづらいですが、種子の一番尖っている頂点の部分です。
削った種子は、削った方を下にして播種するだけです。
私は、腰水管理で霧吹きを常時して発芽を促しました。すると、早ければ翌日中には発芽している株もありました。1日〜5日では大体発芽しました。
湿度を高く保つ
センナを播種して、湿度もかなり高め、腰水管理で発芽を促しましたが、カビたりすることはほとんどありませんでした。カビの少ない種子は個人的に湿度を上げることで発芽しやすい傾向があるので、湿度を高めで管理することをお勧めします。
ですが、発芽後は一気に上に伸びていってしまうので、発芽後は光に当てて徒長しないように工夫が必要です。
まとめ
今回はセンナメリディオナリスの種子発芽方法を紹介しました。
センナの種子は、高価で出来るだけ発芽はさせたいと思うので、今回の方法などをうまく使いながら、実生に挑戦してみてください。
種子を削ったりするのはあくまで自己責任でお願い致します。