トリマンブルーの実生をしたい人「アガベトリマンブルーの実生をしたいけど、どれぐらいの成長スピードなのか、育てる際のコツなどはあるのか。実際に育てている人に聞いてみたい。」
本記事ではこういった疑問を解消します。
本記事を紹介する私は、アガベやパキポディウムを中心に種子から栽培する実生に挑戦しています。この記事を書く今日までに播種した種子の数は1,000を超え、失敗や成功を積み重ねてきました。
その経験から、アガベを実生から栽培するアドバイスが可能になります。
本記事で紹介するとりマンブルーを播種したのは2022年5月22日です。
トリマンブルー実生の栽培記録
播種
トリマンブルーを播種したのは2022年5月22日です。
トリマンブルーの種子は、seed stockという種子の販売しているサイトで他のアガベの種子を購入した際に、モニターで付いてきました。
種子は鮮度が命なので信頼できるサイトから購入するようにしてください。私のおすすめはseed stockです。品揃えも申し分ないですし、発芽率も非常に良いです。
アガベは発根して根が潜っていきやすい品種なので、どのような土でも大丈夫だと考えています。
その際、赤玉土や鹿沼土といった崩れやすい土を使う場合は必ず硬質と記載のあるものを選ぶようにしましょう。硬質で無いものは崩れた根詰まりや成長の妨げになりかねません。
おすすめは園芸用土のイワモトというところで私はいつもここの土を使用しています。
バーミキュライトなど柔らかい土を使用するのもいいですが、バーミキュライトを使用すると長期間管理すると虫が湧いたり、苔が生えたりするので普段使う水捌けの良い土で良いと思います。
【アガベ実生の土はこれ】初心者でもわかるアガベ実生の土は何がいいのか。発芽発根
発芽発根を確認したのは播種して1週間ほどです。
モニターというだけあってあまり発芽率は良くなかった印象。
鮮度の良い種子だとアガベはほぼ100%といっていいほど発芽します。
発芽のコツはしっかりと加温して発芽を促進することです。私は住んでいる地域があまり温暖ではないので、以下のヒートマットを実生の際は使用して発芽を促すようにしています。
夏場に播種したりする分にはなくても大丈夫ですが、あまり暖かくない時期に播種する場合にはあった方が良いと思います。
播種後約2ヶ月
播種後約2ヶ月の様子がこちらです。
発芽した株は元気に成長中。
栽培の際に注意していることは、しっかりと光と風に当てることです。
風は24時間サーキュレーターの風が当たるようにし、光は12時間ヘリオスグリーンLEDを照射しています。アガベは光を好む植物なので、日照条件が良く無い人はLEDの導入は必須だと思います。
【このLEDがあれば太陽光はいらない】アガベにおすすめの植物育成ライト