こんにちは!おさです。
私は趣味がアウトドアや植物を育てることでその趣味について、このブログで情報発信しています。
その中でも今日は、植物のお話。
パキポディウム恵比寿笑いの実生に挑戦しているのでその様子をご紹介します。
実際に、どのように成長していくのか随時更新予定なので是非ご覧ください。
パキポディウム恵比寿笑い実生の栽培記録
播種
種子は私はいつもseed stockというサイトで購入しています。
発芽実績も多く、発想までも早い信頼できるサイトなので、実際に実生を始める方は要チェックです。
種子は10粒、900円で購入しました。
発芽日は2021年9月下旬。
私自身、パキポなどの種子の実生に挑戦するのが初めてで、試行錯誤での播種となりました。
まず、ベンレートというカビを防止する薬剤に半日ほど種子をつけました。
パキポ類は非常にカビが発生しやすく、カビが発生すると発芽しなくなるため注意しなければいけません。
播種する用土について私は、赤玉土1:バーミキュライト1の割合で用土を用意し、カビ防止のために熱湯で消毒して使用しました。
バーミキュライトは、物によって差があまりなくホームセンターなどで購入しても良いですが、赤玉土は”硬質”と記載のあるものを使用してください。
硬質でないものを使用すると、粒が崩れて根詰まりや成長の妨げになりかねません。
私は、いつも園芸用土のイワモトというところで土を購入していて非常におすすめです。
発芽発根
発芽を確認したのは、播種してから3日から1週間ほどでした。
しかし、発芽するまでにいくつかの種子はカビ対策をしていたにも関わらずカビが発生してしまって破棄することになりました。
その中でも、10粒中、4粒は発芽にし成功し、成長しています。
カビていない種子はしっかりと発芽することが確認できたので、パキポ系の種子の実生ではカビ対策がとても重要になると考えられます。
実際にその後、恵比寿笑いではないですが、他のパキポ系を播種したのですが、それはカビ対策を今回以上に徹底したことで、発芽率もかなりあげることができました。
よければこちらの記事をご覧ください。
【パキポディウムホロンベンセ栽培記録】パキポディウムホロンベンセ実生の栽培方法徹底解説播種後約2ヶ月
播種後約2ヶ月の様子はこちらです。
塊根部分が恵比寿笑い特有の、ぷっくりした形に少しずつなってきて可愛らしい変化を遂げています。
しっかりと太った株が3株あるのに対し、丸くならないで少し細った株もあります。
これは遺伝なのか、栽培方法なのかもう少し様子を見てみたいと思います。
播種後2ヶ月の管理としては、まず場所が北海道でもう冬。
寒さに弱い恵比寿笑いにはなるべく暖かくしてもらう必要があるので、腰水管理をしているケースの下には、以下の商品を使って鉢内の温度を高く保っています。
その他にも、安いパネルヒーターをそばに置いてなるべく暖かい状態をキープしています。
恵比寿笑はパキポ類の中でも、寒さに弱い品種なので寒さには注意します。
また、日照時間が短いことも問題なので、水草などを栽培する、水槽用のLEDが昔購入したものがあったため、それを12時間以上は当てるようにしています。
植え替え
播種後約2ヶ月半で植え替えを行いました。
同じ環境で管理しているパキポディウムデンシフローラムの土に虫が湧いてしまって植え替えることになったので同時に植え替えてしまいました。
【パキポディウムデンシフローラム栽培記録】パキポディウムデンシフローラム実生の育て方とコツ徹底解説植え替えする際に根の状況を確認したところこのような感じでした。
かなり根が長くなっていますが、なかなか枝分かれして根がパンパンになっているわけではありませんでした。
というのも、根は固い土、石に当たった時に枝分かれしていくらしく、以前まで腰水管理で使っていた土は赤玉土とバーミキュライトなのでその影響もあると考えています。
植え替え後の様子はこちらです。
1つ1つ独立させて管理するようにして、腰水管理ではなく、表面の土が乾いたらあげるように変更しています。
鉢は、スリット鉢の2号を使用し、土は自分で配合した土を使用するようにしています。
恵比寿笑はパキポの中でも寒さに弱い品種のため、トレイの下には育苗マットをしいて少しでも暖かくするようにしています。
播種後約9ヶ月
播種後約9ヶ月の様子がこちら。
塊根部分が徐々に木質化してきて、少しずつ成長している印象です。
とりあえず冬の期間で1株も休眠せずに枯らさなかったのが一番で、これから暖かくなるので成長期にどれぐらい成長するのかが楽しみです。
しかし、葉の色味が悪く、色々対策していますが、なかなか改善できていないので出来次第また更新していこうと考えています。
まとめ
今回はパキポディウム恵比寿笑実生の栽培記録をご紹介してきました。
個人的にこの植物を実生から栽培する上で注意しなければいけないと思っていることは以下の通りです。
- 種子のカビ対策の徹底
- 寒さには気をつける
まだ株自体も小さく、塊根部分に水を貯められるほどの大きさではないため、水は切らさないようにしています。
株自体が大きくなってくるとまたそれに応じて栽培方法も臨機応変に変化させていこうと考えています。
また、インスタグラムで栽培状況も更新しているので是非みてみてください。
この株も大きくなれば販売できればと考えているのでその際はぜひ買ってください。