実生一年目のパキポディウム冬越し方法【一年目のコツは休眠させないこと】

パキポディウムの冬越し方法を知りたい人「パキポディウムの実生を初めて一年目、冬越しは枯れるリスクが高いらしく、枯れないためにはどのように冬越ししたら良いのだろうか。実際にパキポの実生をしている人に聞いてみたい。」

本記事ではこういった疑問を解消します。

本記事でわかること

  • パキポディウム実生の冬越し方法
  • パキポディウム実生の一年目のコツ
  • 冬越しを失敗しないためのお勧め商品

自己紹介

本記事を紹介する私はというと、塊根植物にはまり、パキポディウムやユーフォルビア、アガベといった植物たちの実生をして、家にはたくさんの実生株があります。

実際に、失敗してから下株もありますが、今のところパキポはあまり枯らさずに発芽率もよくうまく栽培できていると感じています。

冬越しに関してですが、私の住んでいる地域が北海道なので冬はかなり寒くなりますが、そんな中でも栽培できているので参考になるかと思います。

パキポ実生の冬越し方法と実体験

パキポ実生の冬越し実体験

私のパキポが冬越しをして、ある程度春を感じる3月中旬の子株たちの様子がこちらです。

このホロンベンセは昨年10月上旬に播種したので約半年の様子です。

冬の間に枯らした株というのは1株もありません。

なので冬越しに関して言えば非常に良い栽培ができたのでは無いとか感じています。

パキポ実生の冬越し方法

パキポ実生の冬越しを失敗しないために、私が実際にしていることを細かく解説していきます。

場所

場所は屋外は当然無理なので、屋内で管理をします。

家の中で日当たりが良いが、直射日光が当たりすぎない場所にしています。

POINT

直射日光の当たらない日当たりの良いところ

水やり

水は腰水管理はせずに、鉢の中の水が乾いたら、鉢から水が出るぐらいたっぷりと与えるようにする。

約2日〜3日に一回のペース。実生株は塊根部分に水を蓄える機能がまだないので、水切れを起こさないように注意します。

POINT

水の与えすぎより、水切れに注意すること

温度

温度は屋内で管理す、基本は10度は絶対に切らないように暖房などを使い気温が下がりすぎないようにすること。逆に北海道でストーブがあるので24度以上になることも平気にあるので温度が高くなる分は気にしないです。

POINT

温度は10度を下回らないようにする。基本は15度〜25度

湿度

湿度はそこまで意識はしていませんが、加湿しすぎないようにしています。

パキポの生息地が乾燥する地域なのでそれに合わせる意味でできるだけ湿度は低くしていますが、人間が暮らしやすい湿度が丁度良いと思っています。

また、水が鉢内で乾かずに、蒸れてしまうのは生育上あまり良くないので、サーキュレーターなどを使い空気の循環は良くしています。

POINT

加湿しすぎないで約50%を意識する

サーキュレーターなどを使い風通しの良い環境を作る

夏に比べ、冬は日照時間も少なく屋内管理だと、日照不足になりがちです。

なので私は、植物育成ライトを使用し、できるだけ日照不足の解消に努めています。

その際に発芽してすぐに光を当てすぎると調子を崩す株が多かったため、ある程度小指ぐらいの大きさになったらどんどん光を当てるようにしています。

POINT

日照不足解消のために、LEDなどを使い光をあてる

しかし、発芽してすぐの場合は強い光でダメになることが多いためある程度のサイズになってからたくさん光を与える。

失敗しないためのコツ

以上のことをまとめて私がパキポの冬越しの際に特に注意していることは以下のようになります。

正直、そこまで枯れる心配もいらないですし、環境さえ整えればそこまで難しいことでは無い気がします。

パキポの冬越し
  • 休眠するとされる10度以下にはならないように室温を管理する
  • 水は切らない
  • 風を当てて蒸れないようにする
  • LEDライトで徒長を防止する

パキポ実生の冬越しを失敗しないためにオススメ商品

個人的に屋内で実生株を栽培するにあたって準備したほうが良いものは以下の3つです。

  • ヒートマット
  • サーキュレーター
  • 植物育成ライト
  • ヒートマット
  • サーキュレーター
  • 植物育成ライト

それぞれなぜ必要なのか。

実際どの商品が良いのか私が実際に使っている商品を紹介します。

ヒートマット

私が使用しているのはこの商品です。

この商品は毎日使用しているというわけではありませんが、特に冷え込む日であったり、長期間家を空けて室温があまり上がらないことが予想される時などには鉢の下に敷いて、鉢内の温度をできるだけ上げるようにしています

グラキリスなどの発根管理などで使用する方も多い商品で、塊根植物好きであれば1つあっても良いかもしれません。

サーキュレーター

サーキュレーターは、屋内で植物を栽培する上で必須だと思います。

これは実生株も同様で、サーキュレーターがなく風通しの悪い状況にあった株は、土が乾きづらく調子もあまり良くなかった印象なので、私は24時間付けっ放しにしています。

数が少なければ小さいのでも良いですが、家にたくさんあるのであれば、大きなものをお勧めします。

植物育成ライト

日照不足になると、徒長の原因になったり植物の調子が悪くなったりするので光も非常に重要な要素です。

私はヘリオスグリーンLEDというものと、以下の商品を使用しています。

ヘリオスグリーンは取り扱いがあるお店が少なくなかなか手に入れることができないので、下のものをお勧めします。水槽用のライトですが、何の問題もなく植物にも利用できています。

ヘリオスグリーンのことも過去記事で紹介しています。

【植物育成ライト】ヘリオスグリーンLEDを購入して設置してみた結果と感想

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