アガベの生育に悩む人「アガベを生育しているけど、冬の時期に徒長してしまったり、中々締まった良い株に生育できていなくて困っていて、植物育成ライトの導入を考えているけど、どのライトが良いのだろうか。詳しい人に聞いてみたい」
本記事ではこういった疑問を解消します。
- アガベ育成に良い高価なライト2つ
- アガベ育成に良い安価なライト3つ
アガベの育成に最適なライト2選
おすすめのライト2選とは
- AMATERAS LED 20W
- TSUKUYOMI LED 20W
植物育成ライトを検索したら、上位で出てくる非常に人気の商品です。
塊根植物を扱う店舗などでも販売されていて、知名度も実績も十分あります。
植物育成ライトを主に取り扱う、BARREL社が販売している商品で、塊根植物好きの人なら、みんな知っているライトだと思います。
デザイン性も素晴らしく、光自体も部屋にマッチする作りなので、部屋の景観も乱しません。
そして、光量がとにかくすごくアガベのような光量を多く必要とする植物でも生育可能なぐらい明るいライトです。
また、PPFDという植物の光合成に利用できる光量子の個数も、照射距離40㎝で406μmol m-2 s-1と、光合成にも良い波長になるように工夫されています。
ボディカラー | ブラック |
色温度 | 約5900K |
演色評価指数 | 高演色Ra97 |
照度(照射距離40センチの場合) | 18050lux |
PPFD(照射距離40センチの場合) | 406μmol m-2 s-1 |
全光束(照射距離40センチの場合) | 2098lm |
口金 | E26 |
消費電力 | 20W |
定格寿命 | 30000時間 |
先ほどのアマテラスと同じ会社の、BARREL社が発売している商品。
アマテラスの後に販売が開始された商品で、アマテラスより、照度、PPFD値ともに、大きくなっています。
性能はアマテラス以上になっている代わりに寿命が短くなっています。
また、カラーほホワイトのみとなっています。
ボディカラー | ホワイト |
色温度 | 約4000K ~5000K |
演色評価指数 | 高演色Ra97 |
照度(照射距離40センチの場合) | 21690lux |
PPFD(照射距離40センチの場合) | 507μmol m-2 s-1 |
全光束(照射距離40センチの場合) | 2098lm |
口金 | E26 |
消費電力 | 20W |
定格寿命 | 20000時間 |
ライト購入検討者「アマテラスやツクヨミが良いのはわかった。でも、流石にライトに1万以上かけるのは無理だから、1万円以下で購入できるライトで、良いものはないの?」
ここからはこういった疑問を解消していきます。
1万円以下で購入可能な植物育成ライト3選
1万円以下で買える植物育成ライトとは
- Helios Green LED HG24
- LIGHT STAFF VA
- HASU 38 spec9
以上の3つが1万円以下で購入できるおすすめのライトです。
1つずつ解説していきます。
この商品は、農業用の照明専門メーカーが開発している商品で、取扱店舗が少なく、Amazonや楽天では購入できない商品でありながら、とても人気で販売店舗では欠品が相次ぐ商品です。
その特徴というのは、ライトの照度だけでなく、光合成の促進という面に主眼を置き開発されている商品です。
実際に私もこの商品を使用していますが、アガベの生育がとても良くて気に入っている商品です。
しかし、人気商品なだけあって、買いにくいのが難点です。
カラー | ホワイト/ブラック |
色温度 | 5800K |
演色評価指数 | Ra98.5 |
照度(照射距離30cm時) | 38000lux |
PPFD(照射距離30cm時) | 1059.4μmol m-2 s-1 |
全光束(照射距離30cm時) | >2098lm |
口金 | E 26 |
消費電力 | 22W |
定格寿命 | 30000h |
HaruDesignから販売されている商品で、アマゾン楽天両方で購入が可能な商品です。
アマテラス、ツクヨミなどと比較しても照度、PPFD共に引けを取らない性能です。
価格も6,000円弱と性能にしては割安な商品だと思います。
カラー | ブラック |
色温度 | 6200K |
演色評価指数 | Ra93 |
照度(照射距離40㎝時) | 38500lux |
PPFD(照射距離40㎝時) | 650μmol m-2 s-1 |
口金 | E26 |
消費電力 | 20W |
アマゾンで「植物育成ライト」と検索すると上位に表示されるこの商品。
公式サイトのの記載を見ても、照度、PPFDともにアマテラス、ツクヨミにも引けを取らない性能で、なおかつアマゾン楽天などで容易に購入できることから結構人気の商品です。
下のデータだけを見るとLIGHT STAFF VAより性能が良い印象ですが、その分金額も少し割高になっています。
カラー | ブラック |
色温度 | 6100K |
演色評価指数 | Ra98.2 |
照度(照射距離40㎝時) | 76300lux |
PPFD(照射距離40㎝時) | 1224μmol m-2 s-1 |
口金 | E26 |
消費電力 | 24W |
5つの植物育成ライトを紹介してきましたが、わかりやすいように、価格、照度、PPFDをまとめてみました。
値段や性能を見ても、アマテラスやツクヨミでなくても、ヘリオスグリーンやHASU 38 spec9などでも十分な気がします。
あくまでデータなだけであって、実際に自分が育てている植物と相性が良いのか、しっかりと生育してくれるのかは、不確定事項なのでライト選びは非常に難しいです。
ですが、梅雨時期や冬の時期などには日照不足などで徒長するリスクも高まるので、1つ2つとあった方がいいに越したことはありません。
金額、照度、PPFDなどを見比べ自分の家の環境に最適な商品を探してみてください。
価格 | 照度 | PPFD | |
AMATERAS(照射距離40㎝の場合) | 12,690円 | 18050lux | 406μmol m-2 s-1 |
TSUKUYOMI(照射距離40㎝の場合) | 12,690円 | 21690lux | 507μmol m-2 s-1 |
Helios Green LED HG24(照射距離30cmの場合) | 6,280円 | 38000lux | 1059.4μmol m-2 s-1 |
LIGHT STAFF VA(照射距離40㎝の場合) | 6,280円 | 38500lux | 650μmol m-2 s-1 |
HASU 38 spec9(照射距離40㎝の場合) | 7,640円 | 76300lux | 1224μmol m-2 s-1 |
HASU38がPPFD、照度が一番高いのになぜアマテラス、ツクヨミが最適なのでしょうか?
HASU38の方が価格が安く性能も高いので、それ以外にどの様な点がアガベにとって最適なのか理由を知りたいです。
LEDライトを検討しているためご教示頂きたいです。
返信遅れて大変申し訳ございません。
HASUの方はスペックなどは素晴らしいですが、アマテラス、ツクヨミより照射範囲が非常に狭いです。
1つの株をスポットライトのように使うには良いですが、複数株を管理するのであれば照射範囲が広い、ツクヨミ、アマテラスの方がおすすめです。
参考にしていただけると有り難いです。
1㎡程度の範囲を照らすのはHasuでも問題ありませんか?またLight staff vaではどうでしょうか?
ご質問頂きありがとうございます。
HASUは照射範囲が狭いので、1灯だけではあまり照射範囲は確保できません。
栽培する植物が強い光量を必要とするのであれば、HASUを数灯利用する。
補助的な役割でライトを使用するのであれば、新型のヘリオス広角モデルが非常に広範囲を照らせるため、そちらの方がおすすめです。
参考にしてください。