【クワズイモの増やし方と育て方】クワズイモは病気になって根腐れしても捨てるな

クワズイモをうまく育てられない人「観葉植物で人気のクワズイモを購入し、家で育てているけど、なかなかうまく栽培できない。実際に根腐れを起こしてブヨブヨになってしまって困っている。」

本記事ではこういった疑問を解消します。

本記事を読んでわかること

  • クワズイモを枯らさない育て方
  • クワズイモを元気に育てるコツ
  • 根腐れしてしまった後の対処法

私も趣味で園芸をやっている身分なので、必ずこれが正しいというわけではありません。ですが、実際にクワズイモを育ててみて、枯らした経験や元気に栽培できた経験があるのでアドバイスが可能になります。

クワズイモを枯らさずに元気に育てるコツ

我が家のクワズイモ。一気に部屋の雰囲気が変わる最高の植物

クワズイモの基本的な育て方

夏場の強い光は遮光し、水やりは乾いたらたっぷりとするのがクワズイモを育てる上での基本です。

クワズイモを元気に育てるコツ

実際にクワズイモを育てている感覚だと以下の育て方が元気に育つ印象です。

  • 日光をたっぷりと上げる
  • 水を上げすぎない(特に冬)
  • 土は乾きやすいものを使用する

屋外に置き、直射日光がガンガン当たるような場所でない、屋内のガラス越しの光だと葉焼けする危険性はあまりないと感じています。逆に、遮光して日光不足になると細々とした不恰好な株になってしまうのでどんどん日光には当てましょう。

あとは、冬場の生育期ではないときに水やりをすると一気に根腐れのリスクが高まるので、冬場は水やりを控えましょう。

クワズイモは生育期はどんどんと新芽が出てきますが、寒くなると全然新芽が出てこないので、新芽が出てこなくなれば水やりは極端に少なくしても大丈夫です。

また、水やりを多くしてしまう人は、乾きやすい土を選ぶようにするなどして、根腐れを防止していきましょう。

根腐れを起こして枯らしてしまった後の対処法

実際に根腐れした根本

実際に根腐れした株とは

実際に根腐れした株は触った感覚がブヨブヨとして、凹んできます。以下の写真はかなり凹んでいるので発見が遅れたケースです。

根腐れで凹んだ株

手前の元気な株とは違い、ハリがなくシワシワになってしまっています。このようになっていれば根本が腐っているのですぐに抜いて対処することをお勧めします。

その方法も紹介します。

根腐れ後の対処法手順

抜いて根の状況を確認する

まずはブヨブヨしてる場合はすぐに鉢から出して状況を確認してみてください。

ブヨブヨしている場合はほとんどが根腐れなので、早期発見が非常に重要です。

腐っていない部分まで切り落とす

腐っている場合は、ブヨブヨしていない健全な部分まで切り落とします。

このように断面が、綺麗な白色になるまで切り落としましょう。

ここでしっかりと切り落とさずに腐りが残っていると、また腐りが進行するので、必ず断面が綺麗になるまで切り落としましょう。

断面を乾かす

腐っていないところで切り落とした元気は株は断面を乾かしましょう。

濡れたままだと、菌が繁殖したりしてまたかびる可能性があるので、しっかりと乾かしましょう。

埋め込みする

断面がしっかりと乾けば元気な株を植え込みましょう。土はどんな土でも大丈夫ですが、根腐れ防止のために乾きやすい土にすることをお勧めします。

ここまでできれば、あとは反日陰で、水やりを少なめにして管理すれば簡単に根が生えてきます。

気になって抜いたりするのはストレスになるので、やめましょう。

実際に同様の処置をした株の状況

実際に上記のように処置した株は、このように1〜2ヶ月でここまで根を張ってくれます。

クワズイモはこのように簡単に挿木できるので、根本が腐ったからといって、すぐに捨てずに挿木にしてみてください。

クワズイモ育成でよくある疑問

乾きやすい土のおすすめは?

以下の記事で紹介している土がおすすめです。ホームセンターなどで購入できる土は安価ではあるものの、乾きづらいものが多いので根腐れリスクが高くなります。

【アガベ パキポ】塊根植物などの使える市販で購入できるおすすめの用土5選

日照不足で細々としてるのはどうしたら良い?

細々として太くならないのは日照不足が原因です。家の日当たりが良いところに移動するのが最適です。ですが、日当たりが確保できない場合は、植物育成ライトなどを導入すれば改善できます。

植物のスポットライトのようにすれば、インテリアの邪魔はしないと思います。

おすすめのライトは以下に記載してあります。

パキポディウムの育成におすすめな植物育成ライト5選【徒長の心配なし】

葉が同じ方向しか向かない場合どうすればいい?

葉が同じ方向しか向かずに不恰好になってしまうのは、光合成をしようとして光量を確保できる方向を向くからです。水やりする時などに鉢を回転させたりして改善しましょう。

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