植物育成ライトの購入検討者「植物育成LEDの購入を検討していて、ヘリオスグリーンLEDが気になっているけど、実際どうなのだろうか。植物はそのライトでよく育つのだろうか。実際に使用している人の忖度なしのレビューを聞いてみたい」
本記事ではこういった疑問を解消します。
本記事を紹介する私は、パキポディウムとアガベを中心に栽培している一般人です。最近では実生にハマり今まで播種した種子の数は1,000を軽く超えます。
実際に管理している株も多いですし、他に使用しているライトもあるのでその比較含め、ヘリオスグリーンLEDは実際どうなのか解説することができます。
Helios Green LEDとは
農業用照明専門メーカーの技術で開発
ヘリオスグリーンLEDは、JPP(Japan Power Plants)という会社が開発している植物育成ライトです。
農業用照明専門メーカーが開発しているので、かなり期待値は高いです。
個人というより業者が使う商品というレベルでしょうか。
特徴
このライトの特徴は以下の3つ。
- PPFD値が高い
- 太陽光に近い色合い
- 経済的な価格
PPFDとは植物の光合成に利用することができる光量子の個数のことです。
光合成は、光合成に必要な光をクロロフィルが吸収することで起きる反応です。
必要なのはクロロフィルが光子1つを吸収できるかどうかです。光合成を効率的に行わせるには、吸収する回数を多くして上がることが重要なのです。
JPP社
簡単にこのライトのすごいところを説明すると、従来までのライトは光量が重要視され、明るいけれど光合成があまりされないという商品が多かったです。
しかし、このライトは光量に加え、光合成が促進されやすいように工夫されているライト。
しかも、価格帯が経済的で手に取りやすいというのが大きな特徴です。
購入方法
購入方法はJPP社からではなく、全国各地の販売店舗で購入できます。人気の商品なので時期によっては売り切れや予約商品となっている場合があります。
販売店舗は、JPP社が公開しているサイトに記載があるので確認してみてください。
実際にヘリオスグリーンLEDで植物は育ったのか
結論
実際に半年以上使用してみての感想は、かなり生育に良いということです。
何が良いのか。他のライトとは何が違ったのか、各植物の変化ごとに紹介します。
実生アガベの成長
ヘリオスグリーンの効果が顕著に現れたのは、アガベでした。
実生で育てている大きさや形がある程度似ているものを、ヘリオスグリーンLEDと中国製の植物育成ライトの下で約3ヶ月ほど管理してみるとこのような結果になりました。
写真じゃ伝わりづらいかもしれませんが、明らかにヘリオスの方が色味など含め健康的な株に仕上がりました。
自分も正直ここまで差が出るとは思わないぐらい顕著に違いが出ました。
成長スピードも明らかにヘリオスの方が早かったため、実生をしている人にはかなりおすすめのライトです。
実生パキポディウムの成長
次にパキポディウムです。
申し訳ないですが、写真がないためなんとも言えませんが、個人的にはヘリオスの下でもかなり元気に成長している感覚です。
大株は自宅にないため、なんとも言えませんが、実生株はヘリオスの下でかなりすると全然徒長しないですし、生育も順調です。
ですが、距離が近いとすぐに葉焼けを起こしてしまったので、実生などはしっかりと照射距離は確保することをお勧めします。
ヘリオスグリーンは実際どうなの?という疑問にお答えするため今回は実際に使用したレビューを紹介しました。
ヘリオスは光量だけでなく光合成に特化していることで、実際に使用すると生育がかなり良くなった感覚があります。
しかも、価格帯も植物育成ライトの中では比較的安価な価格帯なので本気でおすすめできるライトになってます。
特に、実生株をカッコよく育てたい。梅雨時期や冬の時期の光量不足をどうにかしたい。という人なんかには特にお勧めです。
ヘリオスもかなりおすすめですが、他にももっとおすすめのライトが聞いてみたいという人はこちらの記事に、おすすめの植物育成ライトを紹介しているのでご覧ください。
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