こんにちは!OSAです。
季節も春に近づき、園芸シーズンとなり、植物を購入したいという方も増えているのではないでしょうか。
私もその一人で、最近植物屋さんに行き、ユーフォルビアホリダという植物を購入しました。
そして、家に帰り植え替えをしようとすると、根がない。。。。。
安かったから何かしら問題はあるとは思っていましたが、ここまでひどいとは。。
このように、購入直後の調子が悪い株をどのように回復させるのか、植物を購入する際には何に注意しなければいけないのかを本記事では解説していきます。
本記事を解説する私は、塊根植物にハマり、家では何種類もの植物を育てていて、種子から育てたりするほど植物育成にハマっています。
書籍やSNSなどで現在も勉強中の一般人です。
本記事を読むことで以下のようなことが解決できます。
- 植物を購入する際に注意しなければいけないこと
- 植物の体調の悪い時の対処法
それでは実際に解説していきます。
植物は生き物であるということ
購入した品が根がない
冒頭で説明したように、最近購入したユーフォルビアホリダという品種の株を家で植え替えると全く根がありませんでした。
お店での置き場所も決して目立つところにあったわけではなく、サイズもそこそこ大きいのにも関わらず、1,200円とかなり相場と比較しても安く販売されていました。
人気の品種で、流通量は多いものの、ネットなどでは同じサイズのものでは3,000円近い金額がほとんどです。
にしても、植物なので、元気かどうかの保証はない中での販売なので何とも言えませんが、ちょっとショックです。
私の見る目がなかったと言われればそこまでかもしれませんが、せっかくなので生き返らせていと思っています。
植物店の管理とは
私はある程度、植物に関して知識がある方で、調子の悪い株でも加温したり、薬剤を使ったりと色々試行錯誤できる環境がありますが、初心者の方であればそうとはならないはずです。
初心者の方がもしこの株を購入していたら、すぐに枯れてしまう可能性だって低くはありません。
では、その植物販売のあり方はどうなのでしょうか。
私は主にこの2点が問題だと考えています。
まず第一に、管理が行き届いていない場合が多いということ。
店内には所狭しと植物がディスプレイされ、棚の奥の方には、水やりがされているのはもわからない株や、土が少し溢れているものも少なくありません。
また、植物に生育に重要な風が当たらず通気性の悪い場所に置かれ、根腐れリスクが高い場所で管理されているものもあります。
そのような環境下で売れ残っている株は当然、根腐れを起こして目には見えないところで調子を崩していたり、徒長してしまっていたりしている可能性が大いにあります。
植物点で温室などハウスで管理されておらず、普通の店内で管理されている場合は日照不足になっているのがほとんどです。
お店によっては、植物育成ライトなどを使って工夫されている場所もありますが、ほとんどはそのような対策がなされずに、日照不足です。
日照不足になると光合成ができないので、栄養を蓄えられずに、後々元気がない姿になってしまうことがあったり、本来の成長する姿とは程遠い形に徒長してしまったりします。
そのような元気がない株、徒長してしまっている株が、実際の店舗に置かれ、お客様のもとに届いているというのも現実です。
購入するときの心構えとポイント
上記で説明したように、植物販売は非常に難しいです。なので購入後に後悔しないためにはどのような心構えが必要なのか。
実際に元気な株を購入するにはどのようなことに注意すればいいのかを解説します。
- 植物店で購入したから元気な株であるということではないこと
- 植物は生き物でいつかは死んでしまうということ
- 生き物を販売しているので価格設定が非常に難しいこと
植物は生き物で、体調を見た目だけでは判断できずに、鉢から根を出してみないと体調がわかるないことや、時間が経過しないと、体調がわからないことがあります。
それは非常に難しく、植物店で働く専門の方でもわからないです。
なので植物店で購入したからといって決して元気な株であるという保証はないことを覚えておきましょう。
生きているか死んでいるのか、元気なのか元気じゃないのか。わからない中で購入することにはリスクが伴うことを理解することは非常に重要です。
植物は生き物で、寿命が長い植物から短命の植物までいて、人間と同様にいつかは死にます。
その死んでしまうタイミングが、購入直後かもしれませんし、もっと後かもしれません。それは誰にもわかりません。
しかも、本来は外で生きるはずの植物を人間が家の中で、また本来の生育地とは違う場所で管理しようとしているので、長く生きるとは考えない方が良いのかもしれません。
死んでいるのか生きているのか、元気なのか元気じゃないのか正直専門の人でもわからない中で販売しているので、価格が適切なのかどうなのかは本当に不明です。
元気じゃない株を何万も出して1ヶ月もしないで枯らしてしまったなんて良くある話だと思います。
逆に、価格設定が難しいということは、安価で人気の希少の品種を購入できたりするのがまた園芸の面白い部分なのかもしれません。
でも、絶対に枯らしたくない。わからないという人はフェイクグリーンという選択肢もありかもしれません。技術が高く本物と見分けがつかない商品も多く存在します。
購入時に元気な株を購入するには、出来るだけ入荷してからすぐに購入することが、元気な株を購入する一番のポイントだと思います。
植物店で日照不足なく、風もしっかりと当てられ、管理が行き届いていればいいですが、そうではないお店で植物を購入するには出来るだけ入荷してから1ヶ月以内に購入できれば、より元気な株を購入できるポイントが高くなります。
なので、お店の人にお気に入りの植物がいつ頃入荷したのか聞いてみるのも良いかもしれません。
植物購入直後の体調不良の対処法
購入後の植物を枯らさない
植物は人間のように歩いて生きる環境を変えたりしません。
植物にとって移動というのはもともとあり得ないことで、移動するということは非常にストレスになり得ます。
人間が暖かい地域から寒い地域に旅行に行き、体調を崩してしまうように、植物も環境の変化で体調を崩しやすくなります。
なので、購入後自宅に持ち帰った後は体調を崩すリスクが高いので、成長させるというより、まずはその環境に慣れさせることがポイントです。
そのために、最初から直射日光が当たる場所には置かないこと。水やりは控えめにすることを心がけて植え替えもすぐにはしないようにしましょう。
体調が崩れてしまった場合
植物を家に招き入れて、適正な管理をしても体調を崩すケースはあります。
そのような時は、まずはしっかりと観察しましょう。
日光が強くて葉焼けを起こしているのか、通気性が悪くて根腐れを起こしているのか、虫がついて元気がないのか。それらの原因をまずは見極めましょう。
そして、それらのおよその原因が追求できればネットなどで、検索して対処を行いましょう。品種によって対処法が異なるので、一概にこうするのが良いとは断言できません。
また、それらがわからない。できないというのであれば、写真などを撮って販売店の人に聞いてみるのも良いかもしれません。