亀甲竜の育て方に困っている人「亀甲竜を育てているけど、休眠中に枯らしてしまった。休眠がなかなか明けない。実際に亀甲竜を育てている人のアドバイスを聞いてみたい」
本記事ではこのような疑問やお悩みを解消します。
この記事を書く私は、塊根植物を中心に家で栽培している趣味家です。亀甲竜に関しては、2021年に種子を播種して現在まで栽培中。
下の写真のように順調に育っています。栽培記録も記事にしてあるのでよければそちらもご覧ください。
【亀甲竜栽培記録】亀甲竜実生からの栽培方法など徹底解説 亀甲竜栽培説明書 (2021年10月〜更新中)このように実際に亀甲竜を育ててきた経験をもとに生育に関してアドバイスできると考えています。
今回は主に私が実際に亀甲竜を育てていて困った部分以下2つについて解説します。
- 休眠中の管理方法
- 休眠が明けない株の対処法
休眠中の管理方法
実際に休眠中の亀甲竜
水を切りすぎない
経験上、休眠中に水を切りすぎると、根が完全に乾いてしまって休眠がなかなか明けないというケースが多かったです。特に実生株や、小さめの株などは休眠中でも適度に水やりすることをオススメします。
水やりの頻度に関しては私は、実生などの100円玉サイズぐらいであれば夏でも2週間に一回程。500円玉サイズ以上の株であれば1ヶ月には一度水やりをしています。
水やり後はなるべく早く乾かすようにしてください。休眠中の水やりは蒸れてしまうリスクがあるので注意が必要です。
真夏の直射日光には当てない
休眠中に、直射日光に当ててしまうと塊根部が暑くなって蒸れて、腐ってしまったことがあります。蒸れて腐らせないためにも、遮光をしたり置き場所を考えたりと、工夫が必要です。
特に休眠中に水やりをした後に早く乾かしたいからといって、日光にガンガン当てると一瞬で蒸れて死んじゃいます。実際に経験ありです。水やり後は特に直射日光に注意しましょう。
休眠が明けない株の対処法
休眠明けしない時の大前提として、死んでなければいつかは新芽を展開してくれるので待つことです。その上で全然休眠明けしない時の対処法を紹介します。
水やりをする
休眠中の管理と少し被る部分はありますが、あまりにもずっと乾燥していると休眠明けしないケースが私の環境では多かったので、時期や気温、他の株などの状態を見て起きるのが遅いと感じた時は、水やりがオススメ。
その際には、ずっと土が濡れていて蒸れないように、風をしっかりと当てるようします。しっかりと風があり涼しい季節になれば、水やりをして新芽が展開してくる株がほとんどです。
植え替えて根の整理をする
水やりをしてもダメ。気温も涼しくなってきてもだめ。休眠期間が明らかに長すぎる。と感じた時は、私は植え替えて根を少し整理するようにしています。
実際に、他の株が起きているのに全然起きない株を、植え替えて根を整理するとしっかり起きた株がありました。
植え替えてみると、休眠中に腐っていたなんてこともあると思うので、何も動きがない株は、植え替えて根の状態を確認するのも1つの手段だと思います。
今回は実際に亀甲竜を実生から何株も育てている経験から、亀甲竜を育てる際の悩みを解消できるように解説してきました。
休眠中の管理に関しては、水を切りすぎないこと。直射日光を当てないことがポイントで蒸れには要注意ということ。
休眠明けしない株に関しては、水やりの頻度を少し増やしてあげること。それでもダメなら植え替えて根の整理をすること。その際にも蒸れには要注意ということです。
亀甲竜は、育てていても、成長を感じられ、小さい株では最近安価で手に入るようになってきているので非常にオススメです。