こんにちは!おさです。
今日は私の趣味である植物についての記事になります。
その中でも、実生の種を育てる際に初めて購入したのが亀甲竜。
実生から育てるのは初めてで、色々と失敗もしたのでその経験から、今後亀甲竜を育てる人に向けてアドバイスを書いていきたいと思います。
ではいきましょう。
亀甲竜実生の育て方
種の情報
種はとにかく新鮮で信頼のあるサイトから購入することが重要です。
いくら良い環境、良い手法を使っても種自体が発芽しないものであれば全く意味がありません。
そのような観点から、私は種子の販売を専門に行っている Seed stock というサイトで購入しています。
亀甲竜だけでなく、多くの種子を扱い、実際にも発芽した情報の記載もある信頼度の高いサイトです。
メルカリやオークションなどでも、購入は可能ですが、そこは自己責任で行いましょう。
Seed stockのサイトはこちらですので比較的安価で購入できるので購入してみてはいかがでしょうか。
実際に使った用土と鉢
種が準備できれば、いよいよ播種していく過程に入ります。
そこで用意して欲しいのが、以下になります。
- 土(赤玉土・バーミキュライト)
- 鉢(大きすぎないサイズのもの)
- ピンセット
- ジップロックまたはフタのあるケース
比較的揃えるものは簡単です。
まずは用土の解説ですが、seed stockの公式サイトでも赤玉土1:バーミキュライト1が推奨されています。
他の用土でも発芽は可能だそうですが、心配な方は公式サイト通りにやるのが無難だと思います。
次に、鉢ですが私はホームセンターなどにあるリサイクルポットという柔らかい針を購入しましたが、実際に使ってみると柔らかいので動かしたりした際に、土が割れてあまり良くなかったため、亀甲竜以外の種子はプレステラ90という商品を使用しています。
最後にピンセットです。
亀甲竜の種は比較的変わった形をしていて、手で持ったり、箸などで持とうとしてもくっついてしまします。
なのでできるだけ先の細いピンセットを使用することを推奨します。
揃えるものは以上です。
播種する方法
当時の写真がないため、わかりづらいですが大きい手順は以下のようになります。
- 種子を水につける(約1日ぐらい)
- 土を鉢に入れる
- 土を熱湯で殺菌する
- 土に大量に水をかけて微粉を取り除く
- 種子を土の上に置く
とっても簡単で何も難しいことはありません。
ここでのアドバイスですが、水につける際に、液肥であるメネデールというものを入れたり、カビがでないようにベンレートという薬につけたりする人も多いですが、正直亀甲竜はあまり種子がかびませんし、メネデールもなくても大丈夫のような気はします。
播種後の管理方法
播種後のポイントはとにかく湿度を高く保つことです。
私は、播種した後、フタつきのケースで管理してました。
とにかく湿度が高いほど、種子は発芽した傾向にありました。
亀甲竜は他の人気品種であるパキポディウムなどに比べカビが生えづらい品種のため、湿度はとにかく高くすることをお勧めします。
そこでお勧めなのがジップロック管理です。
ケースよりも湿度を高くキープできるので非常にお勧めです。
播種後1ヶ月の様子
実際に私が播種した亀甲竜の種はというと、50粒撒いて、発芽発根したのは約30粒程度です。
初めてだったということもあり、湿度が十分に確保できなかったりしたこともあり、発芽していない種子も多くあります。
しかし、発芽した種子はハートの葉を咲かせ今も順調に成長中です。
失敗事例と今後播種する人へのアドバイス
失敗事例
私が初めて亀甲竜の実生に挑戦して今だからわかる失敗していたということは、以下のようになります。
- 播種する際にピンセットがない
- 鉢が柔らかくて土壌が崩れる
- 湿度を保てなくて発芽率が下がる
反対に言えば、この3点を改善できればもっと発芽率は上がったはずだと感じています。
最初の、ピンセットがないと播種するときに本当に大変でした。手で直接やると最近がついてしまうので、割り箸でやりましたが、割り箸にくっついてなかなか自分の思った場所に種子を置けなくて苦労しました。
次に鉢が柔らかいものを使用したため、土壌が崩れてしまったということです。
土壌が崩れるとせっかく根を張ったにも関わらず、その際に亀裂が入ったりすると植物にもストレスになりますし、しっかりと覆土できなくなるからです。
なので鉢は最初に紹介したようにプレステラ90のようなある程度硬さがあるものを使用することをお勧めします。
最後に、湿度を保てなくて発芽率が下がる。
透明のケースで蓋をして、ケース内では腰水管理をして湿度は保っていたつもりでしたがおそらく湿度が足りていなかったように感じます。
なので、亀甲竜を発芽させるには、ケースなどで腰水管理もいいですが、ジップロックに入れて霧吹きなどでとにかく湿度を高くすることを推奨します。
これにはしっかりとした背景があって、腰水管理をしていたものが発芽しなかったので、ジップロックでの管理に播種後2週間ほどで変えたところ、発芽した種が多くありました。
なので亀甲竜は発芽の際、腰水管理よりもジップロック管理の方が向いていると考えています。
発芽するためのコツ
亀甲竜を実際に種から育てている中で、発芽させるコツは何度も言いますが、湿度であると思います。
湿度さえ、保つことができればかなり多くの種が発芽すると見込めます。
なので、腰水管理ではなく、ジップロックでも管理が亀甲竜には最適な方法だと思います。