【パキポディウム恵比寿大黒栽培記録】恵比寿大黒実生の育て方徹底解説(2022年5月24日〜更新中)

恵比寿大黒の実生をしたい人「恵比寿大黒の実生をしてみたいけど、どのように種子を蒔き、栽培していけば良いのかわからない。それにどれぐらいの期間で、どれぐらいの大きさになるのか実際に育てている人に聞いてみたい。」

本記事ではこういった疑問を解消します。

本記事の信憑性

本記事を書く私は。アガベやパキポディウムの実生を中心に植物栽培をしています。今まで蒔いてきた種子の数は1,000を超え、多くの失敗談や成功談を経験してきました。

その経験から、どのように栽培すれば発芽率を上げ元気に成長させることができるのかアドバイスが可能になります。

播種日

本記事で紹介する恵比寿大黒の播種日は2022年5月24日です。

恵比寿大黒実生の栽培方法とそのコツ

播種

種子について

種子は今回は、ヤフオクで購入しました。

毎年春から夏になると、自家採取した鮮度の良い種子が多くヤフオクやメルカリなどに出回るので、地味におすすめです。ですが、採取した時期などの記載がないものなどは鮮度が悪い可能性が高いため、採取した時期が細かく記載してある商品を選んでください。

自家採取の種子は、海外から輸入したりしているわけではないので非常に鮮度がよく、発芽も早いです。

初心者の方は、ヤフオクなどはハードルが高いのでseed stockというサイトがおすすめです。

播種する時期について

播種する時期は、春から夏にかけてがおすすめ

というのも、発芽には25℃から30℃ほどが必要になるため出来るだけ暖かい時期に播種する必要があります。

また、秋ではなく春に播種する理由は、発芽してすぐに冬になると寒さに耐えられないため、発芽して冬になるまで、出来るだけ成長できる期間を作るためです。

温室や屋内で温度管理ができる場合は、冬でも播種しても問題ないと思います。

用土について

用土は、大株と同じような土の配合で構いません。私は、赤玉土1:バーミキュライト1の割合の土を使用しました。

ですが、バーミキュライトを使用し長期間腰水管理すると、苔が生えてきて清潔な環境とは言えないため肥料分の入っていない大株と同じような土で良いと思います。

その際に、赤玉土や鹿沼土といった崩れやすい土は、硬質と記載のあるものを使用してください。硬質と記載のないものは、崩れて生育の妨げになりかねません。

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自分で配合がわからないという人は、以下の商品がおすすめです。

発芽発根

発芽を確認したのは、播種して3日〜1週間ほどでした。

パキポディウムは基本1週間ほどで発芽してきます。

発芽のコツ

発芽のコツは、徹底したカビ対策と温度管理です。

パキポが発芽しない原因は、種子がカビてしまうケースが多いと考えています。私も初めてパキポディウムを播種した時は何も対策を行わなかったためカビだらけになって発芽しなかった経験があります。

なので徹底したカビ対策がまずは重要です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

【失敗した経験談あります】パキポディウム実生発芽のコツはカビ対策にあり!

次に重要なのが温度です。

発芽には25度から30度が適温とされています。

ですが、私の住んでいる地域では、24時間その気温で管理するというのは厳しいため、以下の発芽マットを使用し、出来るだけ鉢内の温度を上げて管理してます。

発芽後約2ヶ月

発芽後約2ヶ月の様子がこちら。

5粒播種して4粒発芽しました。

そして発芽した種子は全て元気に成長中です。

管理は、腰水管理を継続しながら、徒長しないように24時間サーキュレーターで風を送り、ライトはヘリオスグリーンLEDを12時間照射し厳し目に管理しています。

播種後約1年7ヶ月

播種後約1年7ヶ月の様子がこちら。

成長自体は早いとは言い難いですが、徒長はせずに枯れずに育っています。

今年から栽培環境も変わり、日当たりもかなり確保できるようになったので来春からの成長に期待です。

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