【初心者でも簡単】オペルクリカリアデカリーの根差しと挿木はこれで増やせる

オペルクリカリアを増やしたい人デカリーやパキプスなどを増やしたいけどやり方がわからない。挿木と根ざしで増やせるらしいけど、どっちがオススメなのか知りたい。

本記事ではこういった疑問を解消します。

本記事の信憑性

本記事を書く私は、塊根植物の実生にはまり自宅で多くの塊根植物を播種し、栽培しています。その中で培った成功体験、失敗談などをもとに有益な情報を提供しています。

オペルクリカリアデカリーの挿木と根ざしのやり方

挿木と根ざしの適期とは

私は自宅に温室があるので、時期は全く考えていませんでした。ですが、株が完全に休眠しているというよりかは、少しずつ動き出している時期が良いかと思います。

株の葉が落ちている。葉があるけど新芽はなかなか出ていない。という株は控えた方が良いと思います。

挿木のやり方

清潔な剪定ハサミやカッターで切る

ここで困るのがどこで切れば良いのかというところ。

葉や枝出たりする成長点だけは残せばどこで切っても大丈夫です。

ポイントは思い切ってカットすること。切れ味が悪く断面が潰れてしまうと発根確率が下がる気がします。

清潔な土に植え込む

本当に単純です。カットした枝は断面を1日程度乾燥させ土に植え込むだけです。

ポイント

葉から水分が飛ばないように少しだけ葉を残してそれ以外は落とします。

土が乾いたら水やりを繰り返す

植え込み後は、土が乾いたらたっぷりと水やりするのを繰り返すだけ。

実際挿木した株のその後

最初は葉が枯れてきたりしましたが、もう新芽も出てくるようになってきて、発根は間違いないと思います。軽く引っ張っても抜けません。

挿木のポイント

  • 動いている株をカットすること
  • カットは断面が綺麗になるようにすること
  • 葉を少しだけ残してあとは落とすこと

これらのことは、しっかりとできれば発根はそこまで難しくないように感じます。

根ざしのやり方

清潔な剪定ハサミやカッターでカットする

一番難しいのはカットする場所です。

以下の写真を見てください。

赤線が引いてある場所で切るのがいいと思います。

茎の部分から繋がっているメインのパワータンクは残して、横にくっついてきたものをカットして根ざしにしましょう。

植え込みを行う

植え込みは、塊根植物を植え替えるように行えば大丈夫です。

植え替え後に水やりをする際は、傷口が濡れてカビたりしないように注意しましょう。

水やりの頻度を多めに管理する

新芽を出すのに体力がいると思うので私は、少し水やりは多めに行いました。

すると3日ぐらいで少しずつ新芽が出てきたので、水は多めで良いかと思います。

実際に根ざしした株のその後

タンクから何個も新芽が出てきています。鉢を触ってみても、さらにパワータンクを大きくしているのか少しパンパンになってきています。

成長早くて驚きます。

根ざしのポイント

  • パワータンクのカットする位置を間違えないこと
  • 水は多めで管理すること

オペルクリカリアは根ざしで増やす方がお勧めです

挿木より根ざしの方がすぐに新芽が出てくるのでやったことのない人は根ざしの方がおすすめです。大株がある人などは挿木でどんどん増やすのもおすすめ

今回使用した土はこちら

今回デカリーに使用した土は全てこちらの土になっています。

水捌けも良いですし、比較的粒が細かいので小さい株などには特におすすめです。デカリーに関して言えば、この土がすごく合っている感じがするので私は灌木系ではこの土を使用していこうと思っています。

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