チタノタ実生初心者「最近流行りのチタノタが欲しいけど、大株は高いから実生をしていけどどうやって始めれば良いのかわからないし、そもそも種子はどこに売ってるの?それに、土は何を使ってどのように発芽させれば良いのか細かいことを経験者に聞いてみたい」
本記事ではこういった疑問を解消します。
- チタノタの種子の購入方法
- 実生の用土の紹介
- 発芽のコツとその後の栽培方法
アガベチタノタブルー実生の育て方とコツ
播種
種子はSeed Stockさんで購入。毎度利用させてもらっていますが、個数も少し多く入っていますし、発送までの流れも非常に早くて気に入ってます。
今回は20粒を購入しました。
そして、カビ防止で一日ベンレートを水に溶かしたものに24時間ほどつけてから播種しました。
用土は、赤玉土1:バーミキュライト1で行いました。
土はプランテーションイワモトというところの土を使うようにしていて、ホームセンターなどに置いてある赤玉土は硬質ではなくて崩れてしまい、根腐れなどの原因になりかねないので、硬質のものを選ぶようにしています。
その後の管理としては、植物育成ライトに当てながら、日中は軽く風も当たるようにしていました。
しかし発芽には湿度が大事なので、湿度が保てるように夜はケースに蓋をして湿度をキープしました。
発芽発根
播種から約2日から1週間でほとんどの種子が発芽しました。
パキポディウムの種子などに比べて発芽するのは早かった印象です。
20粒を播種して実際に発芽したのが18粒ほど。
ほとんどが発芽発根しました。
2粒ほどはカビでダメになったのですぐに破棄して他の種子にカビが移らないようにしました。しかし、かびなければほとんど発芽するという結果になりました。
アガベの品種にもよると思いますが、アガベは非常に発芽率が良いので、実生初心者にもお勧めできます。
ちなみに、この後にも同じチタノタブルーを播種しましたが、同じように発芽率はかなり良いので、まだ実生をやったことがないという人にもおすすめできる品種です。
播種後約1ヶ月
播種後1ヶ月の様子です。
現在も腰水管理を続けてる状況で、徐々に刺々しさが出てきて成長してるのがわかります。
発芽後に腐ったりカビたりするという株はまだ1つもなく順調に育ってくれているのでこのまま成長していってほしいです。
播種後2ヶ月
播種後2ヶ月の様子がこちらです。
1ヶ月前と比較しても、1つ1つが大きくなり立派に成長しています。
また、成長が早いものはトゲトゲが出て来て成長を感じられます。
特に、葉焼けをしたり、虫がついたりなどの異変は今の所見られません。
この調子で徒長させずに管理していきます。
ちなみに下の画像を見てもらえればわかりますが、鉢から少しずつ根が出て来ていて、根張りも良いと感じています。
植え替え
播種後約2ヶ月半で植え替えを行いました。
腰水管理でも良かったのですが、同時期に播種したものが虫がついたりして、大変だったので同時に植え替えることにしました。
植え替え後の様子がこちら。
正直まだ早い感じはしますが、腰水管理の様子があまり良くなかったので植え替えて正解だと思っています。
大きさ自体はまだそこまで成長はしていませんが、徐々にトゲトゲさしも出てきてゆっくりではありますが成長しています。
播種後約7ヶ月
播種後約7ヶ月の様子がこちら。
しっかりと成長してきています。
しかし、植え替え時にある程度の大きさまで到達していなかった株は、うまく根から水を吸い上げることができずにいくつか枯らしてしましました。
植え替えはなるべく大きくなってからの方が良いかもしれません。
また、この期間でヘリオスグリーンLEDという植物育成ライトを導入しました。
【植物育成ライト】ヘリオスグリーンLEDを購入して設置してみた結果と感想ヘリオスグリーンの直下に1株だけ置いて管理すると、ものすごく差が出てインスタのこのような投稿をしました。
明らかに1つだけ調子良く成長したので、ヘリオスグリーンLEDはアガベの実生ととても相性が良さそうなので他の株もヘリオスグリーンの直下で管理していこうと思います。
播種後約1年6ヶ月
播種後約1年半の様子がこちら。
一番カッコよく育っているこの株は、ずっとヘリオスグリーンの下で栽培しています。
アガベは、とにかく植物育成ライトとの相性が良くライトにしっかり当てる。水やりを多めにするのが小さいうちには良いと感じています。
アガベにおすすめのライトはこちらです。
【このLEDがあれば太陽光はいらない】アガベにおすすめの植物育成ライトまとめ
このアガベチタノタブルーは私自身、アガベ初めての実生でかなり愛着がある株になっています。
なのでこの株はまた、随時更新していく予定ですのでぜひまたご覧ください。
また、この株も大きくなっていけば販売もしていこうと考えているので、その際にどのように育ってきているのかを確認できるようにしていくので是非これからもご覧ください。